Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 990 (2022/2/8)

ライブのチケットが当選した。一人分だけ抽選予約して当たって後悔していたバンドのライブけれど、そもそも一人で好きになったバンドだったから、まーこれでいいのかもと思いなおしている。友達にこのバンドを勧めたこともあってもそれでも芳しい反応はなかったし。俺は別に無理して人と群れる必要ないしな。とか色々正当化し始めている。この思考そのものがきっと友達が少ない人のそれだと思うけれど、それが自然なんだからしゃーない。一人で好きなものは一人で楽しめばいい。ぶっちゃけ一人で楽しみたい。チケット当たったの嬉しい。ライブのある5月までに生活、社会が少しでもいい方向に変わっていますように。そのために少しずつ頑張ろう。新曲もいいよ。

youtu.be

 

仕事忙しく。忙しいと言っても長時間働くわけではなく、いつもとほぼ同じ時間の中で主に人間関係に気を使って業務を進めること、そのストレスが何倍かになっているので、気疲れが大半です。それはとても生産的なことをしているとは思えず、やっぱり生活を変えたいと思っている。ストレスでラーメンを食べて帰る。五反田のつけ麺美味しい。

 

その帰り、近所の文房具屋さんでいろんな硬さの鉛筆とカッターと消しゴムを買う。から破りのためのちょっとした買い物。

ここのお店のおばあさん。目が悪いらしく、商品についた小さい値札が読めないので、代わりに読み上げる。読めないこと、値札のない商品の値段は把握していないっぽいことは随分前から気づいてて、値札ついてない鉛筆の値段は、棚の値段を記憶してレジに持っていく。俺の伝える金額でそのままレジを打つおばあさん。いつもありがとうと言って小さな袋に商品を入れて渡してくれる。

お、俺、このおばあさんと接している時だけ、この街で唯一信頼してもらえている気がする。だってこっちの言い値で文房具を売ってくれているから。騙そうとしたら騙されちゃうおばあさんだけれど、信じてくれているのがわかるから絶対にそんなことできない。なんならその金額より高く言ってしまうかもしれない。でもそれも裏切りの一つなので(その日の店の収支はきっと狂う)絶対にしない。

このおばあさん、以前悪いことをした事があった。商店街のポイントカードがあって、カードに加盟しているお店で買い物をすると、お客はこのポイントが貯まる。ポイントカードの表面には加算されたポイントが印字される。そのポイント分、お店では買い物ができる。この店もポイントカードが使える。自分はポイントが結構溜まっているので、このお店で以前手帳を買おうとした事があった。手帳を持っておばあさんに渡して、ポイント使いたいですといった。この時は、おばあさんはお店のことに慣れているものだと思っていた。専用の機械にカードを抜き差ししてポイントの差し引きにどうやら苦戦しているっぽい。それを見て、「あ〜すみません。現金持ってきますのでちょっと待っててください」(この時現金持っていなかった)というと、おばあさんは、「これ、金額変わってるでしょ。大丈夫ですよ」と言ってポイントカードと商品を渡してきた。おばあさんの迫真の目つき。きっと、ゼッテー金額変わってねえ…。とはいえ、俺も元々のポイントカードの金額も覚えていない。たぶんおばあさんがポイントを差し引きに失敗したんだろうな…という推測だけど自信がないので「いやいや受け取れないです」ともいえず、泣く泣く受け取って後味悪く帰ることになった。あの日の店の収支は一体どうなってたんだろうな…と心配した。

これをきっかけを境におばあさんが店のことに不慣れだということ、おばあちゃんがゆえにちょっと適当に仕事してしまっていることに気づいて、俺も気を使うようになった。思えばこの日以来おばあさんが自分を認知してくれたと思う。おばあさんも「ポイント誤魔化した…」という意識はきっとあると思うし、俺も「ポイント使わずに買い物してしまったっぽい…」という後味の悪さを抱えている。だから俺とおばあさんはいわば共犯関係の絆で結ばれているわけです。俺とおばあさんは、呪術廻戦でいったら、元は人間の九相図を殺した虎杖くんと釘崎の関係と言っても過言ではないわけです。ここまで書いてわかった、俺とおばあさんは共犯関係ゆえの信頼。絶対に裏切れないね。

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共犯ね 私達

ここの釘崎最高だよな。ただのパクリじゃゼッテーこんなシーン描けねーって。