Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 989 (2022/2/7)

札幌の雪がやばいらしい。

news.yahoo.co.jp

札幌で1日単位で電車止まる大雪とか記憶にない。1月に帰省した時に滞在中もけっこうな大雪で、連日雪かきしてもしてもすぐ積もって大変だったから少しは想像ができるようになった。一人で雪かきしている母親を想像してただただ心配する。札幌を離れてもう10年ちょっと。雪国の生活はどんどん忘れていって、アホみたいに天気のいい東京の冬にはなれてしまった。

 

今年のはじめに聞いた、母親と父親の話。

母親が父と結婚する前に、今俺が勤めている会社の競合他社の営業のやつと付き合っていた話は以前ここに書いた。そいつ(競合営業Aとします)は母親の職場に出入りした業者で、その職場で知り合って付き合ったらしく、でもあまり長続きせずまもなく別れ話になった。とり乱した競合営業Aは「別れたら死ぬ!」と言って母をひどく困らせたしい。まー結果別れられて、おそらく競合営業Aも死ぬことはなく、のちに会社のやつとのちに結婚したという噂を母親は聞いたのだった。

その後母親は父親と付き合い始めた。すぐに仲良くなったが、また父親とも別れ話になる事があった。父親は取り乱さず、死ぬとかも言わず、冷静に受け止めて母親と対話を続けた。おそらく想像だけど、父は母親から別れを切り出された側で、その時はすでに結婚したいと思っていたんだと思う。父親はたいそうショックを受けただろうけれど冷静に母と接し続けた。母親は「別れたら死ぬ!」と騒ぎ立てた競合営業Aを思い出して父親と比べ、父親の冷静な態度が「いいな」と感心するに至ったのだそうで。結局二人は別れずに済んだ。そればかりか、母親は、こういう穏やかな人となら結婚してもあまり苦労しないかもと考えて父親と結婚するに至ったという。結婚生活で苦労したかどうかはまずさておき。

競合営業Aが死ぬとか騒がなかったらそいつと母は結婚していて、今の俺は生まれていなかったかもしれないし、父親が別れ話で冷静に対話してなかったら母と父は結婚せず俺はいなかっただろうし、そこで母が父親を見極めてくれたから二人は結婚できて、俺が生まれ、今ここで晴れてクソブログを書いているわけです。また女性が男性のどこをどう評価してるかってのも全然検討がつかないっつーか、「そこ見てるのね!」というポイントだったりするので、日頃の振る舞いには自分も気をつけようと考えてしまうような話。別れ話で辛かっただろうけれど冷静に対応して引き下がった親父、ファインプレーやで。それこそ土壇場で露わになる人間力ってやつやで。俺の記憶の父親も偏屈で頑固ものではあったけれど、確かに激情したりすることはなく、常に穏やかな性格の人だった。

「競合営業A」がまさに今自分が勤めてる会社の営業じゃなく、競合で心底良かったと思う(業界が狭いので大いにあり得るし、まだそいつ定年でいるかいないかだと思う)。母親の元彼と仕事するなんて生々しすぎるで。