今日 1112 (2022/6/11)
早朝ランニングして、トイレ掃除したのが全て。俺まじ偉い。そういう生活の正しいことを積み重ねて自己肯定感高めていけ俺〜。
夜、上野のもはや有名になってしまったカプセルホテルサウナにいく。都内在住、都内宿泊。
早い時間に行ったらサウナ激混みなんだろうなと思って、日を跨ぐくらいに時間にチェックインする感じで上野に向かう。古参ぶりたいわけではないけれど、サウナブームがくるギリギリ前にこのカプセルホテルにはたまたま、たまに利用していたことがあって、こうやってブームに気につかわなければいけなくなったのは結構複雑な気持ちなのである。
久しぶりに利用するサウナ。行ってみて分かった。確かにめっちゃ混んでいるけれど、皆が皆マナーが守られているので滞りなく利用しやすい感じなのだ。へ〜そんな感じなんか〜いと納得する。実際に身銭はたいて体験しないとわからないこともある。サウナブームに対する気持ちが少しだけポジティブに変化したのが良かった。
↓でピーナッツくんが紹介しているサウナです。
屋外に露天風呂があるので、そこが緩くてずっと入ってられるので長くここにいた。浴槽がプールみたいな長方形の形をしていて、段差が１段あって半身浴もできるような作りになっている。浴槽があって、その周りにサウナ上がりの人が外気浴できるようにベンチがあったりする。
夜も深いためか、浴槽に浸かりながら寝てしまっている人が多い。一人の男性が、どうやら浴槽の１段ある段差で横になりたいようで、その段差に沿って横になって、頭をどこかに落ち着かせたいようで、横になり目を閉じながら、少しずつ男性の頭の方向に移動している。疲弊したエビのような動き。「なんかあぶねーな」と思っていたら、その男性が落ち着くポジションを求めてすすむ先に、段差に座って半身浴の体勢で目を閉じている別の男性（以下、男性B）がいる。横になりたい男性（以下、男性A）は依然目を閉じて上へ、上へと進むので、もちろんその男性Bに気づかない。男性Aが進む先には男性B。ハラハラ見守る俺たち（男性Aと男性B以外の浴槽に入っていた人やベンチに座っていた面々）。ついにその時が来てしまった。重なってしまった男性Aと男性B。男性Aは男性Bの座る太ももに頭を乗せてしまい、お互いが禁断の出来事が起こってしまったことに気づく。裸のおじさんの膝の上でおじさんの目と目が合う。膝枕の形。ハッとする、その一部始終を見守っていた俺たち。「ええ！？」という声と共に、謝りもせず体を起こす男性A、逃げるようにその場を離れる。男性Bもバツが悪くなってしまったのか、その場を離れてしまった。かわいそうに。
いやこれめちゃくちゃおもしろかったな。その場で見守っていた面々で笑っていたの俺だけだった気がするな。なんで笑わずにいれるんだろうな、すげーなみんな。俺は二人が去ってしまった浴槽で顔を手で隠して笑っていた。そんな俺をまたおかしい人を見るように眺める隣のお兄さん。俺もまたこの場の変人や。しばらく一人で顔を抑えて笑っていた。思い出して文章書いている今も笑う。
この一部始終を見れただけでサウナに来た甲斐があったと思えた。文章で伝えるのはまあいいんだけど、イラストでも表現したいような出来事だった。多少出費してもやっぱり現場に来ないとな。もしピーナッツくんがぽんぽこチャンネルで妹のぽんぽこさんにイラスト付きで披露したら「いらんいらんいらん！」ってリアクションもらえるネタになると思う。披露する場が欲しい出来事を目の当たりにした日だった。
