今日 1113 (2022/6/12)
カプセルホテルで迎える日曜日、周囲のおっさんのいびきや嗚咽に囲まれながら眠れず、室内のTVで見つけてしまったAVチャンネルをぼーっと眺めながら、「俺何やってるんだろう」と思い、レストランでの朝食サービスも頼んでいたのに、それを食べずに、始発が動き始めた5時過ぎに身支度してチェックアウトした。
放り出された日曜日の早朝の上野（勝手に泊まって勝手に早くチェックアウトしただけだけど）、AM5時から空いてるウェンディーズがあって、「実はここ来たかったんだよな〜」とありがたみを感じながらモーニングを注文。窓から、オールしたであろう若者の男女やまだ酔っ払ってそうなおっさんたち、出勤途中の人たちを眺める。AM5時から開いているウェンディーズありがとう。店内、昨日を持ち越していそうなギャル２人組が話し込んでいて何やらエモい。久しぶりのハンバーガーとコーヒーを流し込み、さっさと出る。
日曜日の早朝の電車、たまにあるのは、高円寺の友達の家から早朝出て始発で帰る時。多分これはもうないだろうな。酒飲んでないし、サウナ入ったしで体の不快感がないのがありがたい。ホームでゲロ吐いたままベンチで寝ているやつ。車内には朝帰りの感じの、なんか生活において「何か物足りなさそうな」若い女性、変な髪型した荷物がとにかく多いおっさん。こういう変わったおっさん、まず東京でしか見ない。たくさん人がいる証拠なんだろう。俺はサウナ帰りの男。
そんな早朝のJRで、iPhoneでかけたなきごとの『春夢中』がとても心に沁みた。多分昼間のまともな時間に聴いたのならここまで沁みなかっただろう。地下鉄に乗り換えて帰るべきところを、JR降りて、もうすっかり白んだ朝の国道沿いを音楽聴きながら歩く。汗だくになりながら帰る。サウナで汗流したばかりだけど。
昼過ぎ、活動開始。随分前に迷って買ったけど、「ダサいかなあ、別にそうでもないかなあ、やっぱりダサいなあ」と思って着るのを躊躇していたシャツを着て外に出る。なんかとても恥ずかしい気持ちがしたが、途中から「別にダサくてもいいじゃん、かっこいい必要もないじゃん、ダサさを引き受けて強気でいけ」と開き直ることができた。根拠のない自信大事。ダサい自分を優しく引き受けてそのままいけ。
