今日 1100 (2022/5/30)
早朝、大阪からバスに乗って帰る。早朝に梅田でバスに乗って夕方に新宿に着く。月曜だけど年休をいただいたので一日移動日に充てられた。
バスはガラガラに空いてるのに、なぜか俺の隣に短パンの男性。短パンの腿毛がチラつくのを横目に入れながら９時間くらいバスで寝たりしながら過ごす。側から見たらとてもむさ苦しい２人だったと思う。
バス乗り場の近く、「梅田シャングリラ」という名前のライブ施設があるのをスマホの地図で見ながらバスステーションまで急いだ。そうしながら、ごく自然に「シャングリラ〜」とほぼ聴いたことないチャットモンチーを口ずさみ出して、急いでいるのに歩きスマホしながらApple Musicで『はじめてのチャットモンチー』プレイリストを出して『シャングリラ』をきく。
昨日のカネヨリマサルのライブが始まるまでの会場で流れていたバンドにゆかりのある音楽たち、気になった曲をShazamで調べたらチャットモンチーの『湯気』という曲だった。
その時に「チャットモンチーかあ、ふぇ〜」と考えていたから、シャングリラに反応したのだと思う。この曲、ライブ会場のスピーカーで聴いた時すげーよかった。
バスの中、カネヨリマサルとチャットモンチーを聴きながら、梅田、京都の景色を眺めていた。気がついたら富士山の麓、関東、東京。チャットモンチー、リアルタイムでは全然聴かなかったな。年代的には俺の青春の曲ドンピシャだったりするのに。2018年に「完結」という形で解散してしまったという。今、カネヨリマサルのおかげでチャットモンチーをきく。確かにカネヨリマサルを最初に聞いた時「あれ、チャットモンチー？」と思った。ろくにチャットモンチーを聞いてなかったのに。失礼な話だよな、カネヨリマサルに。チャットモンチー、聴き始めると、カネヨリマサルとは全然ちげえ。どっちがいいかという話ではない。どっちもそれぞれいいんだっていうこと。最初に受ける雰囲気は確かに「ガールズスリーピースバンド」という型にハマったものだけれど、それぞれ思い入れを持って聞くと曲調もリリックも全然ちげえ。だから、どっちもいいんだよ。そんなことを思いながら、チャットモンチーの『シャングリラ』を生まれて初めてしっかり聞く。これからチャットモンチーを色々聞いてみようかな。大学のバンドサークルやってた友達にチャットモンチーとか聴いてたか、聴いてみようかな。そんな高速バス。横には男の腿毛。それも悪くなかった（とかわざわざいうもんじゃない）。
