今日 1147 (2022/7/16)
予約していた不動産屋に行って引っ越し先の物件を探す。今住んでいる駅の隣の駅。今はおじいちゃんおばあちゃん商店街から徒歩1分の部屋に住んでいて、商店街のある街から初めて離れることになる。商店街が近くにないと不便かなあ、わからない。でも知り合いがいるわけでもないし、離れたい気持ちもある。不動産屋さんが紹介してくれた１件と、事前にat homeで見つけていた２件に絞って内見をさせてもらう。さらにそのうちの２件に絞って一晩悩むことにする。迷うなあ。
譲れなかった条件：風呂トイレ別、駐輪場あり、シューズボックスあり、玄関とリビングの間にドアがあること。風呂トイレ別以外、今の住んでいる部屋にはないもの。
どっちも最寄りの駅から数分の物件。不動産屋を出てからまた自分の足で２件の物件に行く。じめじめして汗が出る。物件から駅まで歩いてスマホで時間を測ってみる。改めて周囲を見回してみる。
比較して駅から遠い方の物件、周囲を歩くと猫が必ずいる。隣の立派なマンションの前でシーサーみたく鎮座する猫２匹。人を恐れていないっぽい。もうこの猫を理由にこっちの物件にしてしまうような気がする。一応悩む。
東京に来て以来ずっと住んでいたこの部屋をついに出る時が来たみたいだな。東京に来て、この部屋に住んで、手に入れたもの、失ったもの。前付き合っていた人と見つけたこの部屋。2人で見つけた時は嬉しかった。そしてその人はもう関係ない人となった。そんな部屋は出たほうがいい。いよいよその部屋から離れられるタイミングが来た。ちょっと遅すぎだぜ。でもよく決断した。新しい部屋できっといいことあるよ。前へ、進め！
