今日 397（2020/06/29）

昨日髪を坊主にしてくれた美容師のお兄さん、なんか「軽薄かな」とか思う印象のところが最初ややあった。でも「あたまのかたち、いいすね。切りやすいですよ」とか「サイド、短めにしたほうが絶対いいっすよ」とか、「最初の面影ひとつもないっすね笑」とか、気遣いの人だと思った。最後にエレベーターで深々おじぎされ、なんだかまた今度もお願いしたいと思う。頭の形ほめられたの、初めてだよ。

ボウズで初めての出勤。「失恋？なにかあった？」とかいろいろ言われる。「いや、してないっすよ」とか答えた。いや、失恋してなくはないんだけど、でもそんな大した失恋じゃない。今となってはあれなんだったんだろなって感じの、あっけない失恋だった。苦しんだ自分何だったんだろうという失恋だった。それにしては、そのほかに失ったものが大きすぎる失恋だった。失恋自体は大した失恋じゃないけど、そのせいでいろんなものを東京で失った。

失恋、それ以前からボウズにしたかったし、今はこういうスタイルで自分を見せたい時期なのだ。舐達麻みたいでちょっと気持ちがいい。そういう気分が他の人にはないのか？自分のイメージをたまに変えたいとか、ないのか？ないの本当に？それってやばくねえ？窮屈じゃねえ？