Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 108 (2019/09/14)

仙台への新幹線。3連休の初日なので、東京駅が混んでいる。3列くらいの券売機の列を並び、ホームに急ぐとホームも混んでいる。が、思ったより混んでいない。自由席車両を探し、後発の列に並ぶ。自分が列に最後尾につこうとしたら、スーツを着た大学生っぽい男がダラダラと自分の前についた。イヤな予感がしたが、その男は携帯電話でキョリキョロしながら話し始めた。「2号車くらいの位置にいるよ。」こいつまさか仲間を呼ぶつもりなのか?後ろにはどんどん乗客が増えてきているのにそんな不正を俺は許せるのだろうか。案の定似たような格好をした男が来た。高橋一生とDJ松永を足して2で割ったような男だ。DJ高橋だ。俺の手前にしれっと加わる。まだキョロキョロしている何人来るんだ?女が来た。女もよりしれっと列に加わる。先発新幹線が出発し、自分らの列はは先発の位置に移動した。横入りの女とDJ高橋はダラダラと後列の位置にいて、本来後列に並んでいる人の邪魔になっている。こいつらどんだけ迷惑になっているんだ。仲間がもう一人いるらしい。そいつが近くに来たとき「あっちに並ぶよ」と別の列の最後尾に並んだようだ。まともなやつもいるのか。女は「ここに来ればいいのにね」と屈託なく笑っていたが、どんだけふざけたやつだろう。俺はじっとそいつらを見つめていた。DJ高橋はその視線に気づいているようだけど、談笑を続けている。気づけ気づけ。自分の冒している過ちに気づいててよくも図々しく知らんぷりしているもんだ。あと一人来たら注意しようと思ったところで新幹線が来た。本当に小さいことだと自覚しているが、乗車のときに女だけ抜かした。ただそのときに急いだらしく、スマホにつないでいたiPhoneのイヤホンをどこかに引っ掛けて、イヤホンジャックが斜めに歪んだ。席について、イヤホンが使えるか試しにやや強引に指して音楽をかけたら車内に舐達麻が豪快に流れた。大きな代償だった。まあいいか。3人がけの窓側に席をとったら3人連れの子供連れがきて、僕の横にお母さんと子供、1列前にお父さんが座ろうと話していたので、席を譲った。知らんぷりして2時間を過ごすときの後味の悪さを知っているからだ。結局そのお父さんが座るはずだった通路側に移動した。おじいさんが3人がけの真ん中に座った。おじいさんは「どこまでですか?」と声をかけてきた。仙台までですよ。どちらまでですか?と声をかけたが、ここから多くの乗客が降りる郡山まで、約1時間半このおじいさんの話に付き合うことになろうとは、そのときは思っても見なかったのだった...。

こういう知らない人とさも善良そうに話をするのは、母方のおじいさんと母の血筋にちがいない。後に疲れて、やや迷惑になるなら、最初からタンパクに接するべきなのだろうか。わからない。最初は話をきいていて興味深かったので、簡単に答えは出せない。知らない人と話をしてもいいけど、さも善良ぶって話をするのが、間違っていると思う。別に自分は話をしたいわけでもないのに。まあいいや。なんかの話のネタになったし、イヤホン壊れて舐達麻も聞けないし、最近耳がつかれているし、何よりおじいさんの建築系の家系の話や戦争の話、仙台や岩手の話を聞けたのだから。俺にはこういうおじいさんが親戚にいないから。ていうか「今せがれが後ろにいてね、そのせがれが...」という話になって息子さんの年齢を聞いたところ70歳ということで「えっ?」と思ったが、それを察知したらしく、「私、93歳なんですよ」と言われてびっくりした。元気なおじいさんだった。DJ高橋たちに腹立てるよりも何倍もい良いことだ。ていうかDJ高橋たちは、4人揃って(最終的に4人になった)、俺の隣の席に移動してきた。どうでもいいけれど。