今日 122 （2019/09/28）

『カニエ・ウェスト論』（1800円税抜）を手にとって、案外安いじゃんと思いながらも、これくらいの値段のものを給料日後なのに気楽に買えない、そんな生活。中身見たらカニエ・ウェスト「論」ではなく、説明的な称賛って感じ。参考文献なんてあるのでへえと思って目を通したが、CNNとかComplexとか、カニエのウェブニュースがほとんどだった。わかりやすさのためだと思うけど、「論」なんて仰々しい邦題つけんじゃねえぞ、わざわざ金ない中で買うべきものかはためらう感じ。なんか自分、とてもえらそうじゃないか?これなら、Kindleで1000円くらいで電子版の原書読めるから、これで英語の勉強がてら読むほうが良さそうっす。何よりカニエのアルバムをapplemusicで聴くのがいい。翻訳をわざわざ読む必要ナシ。ブックオフでswitchのソフト買ったほうがいい。

前まで使ってたiPhone6sの機種代の残りを3万ほど払ったので、今月はもう余裕がないよ。もう絶対にiPhoneなんか使わねえ。すぐ壊れるしバッテリーだってクソ。今使ってるhuaweiのスマホは買ったとき型落ちだったんで実質無料だか2万弱だったかしたけど、半年使ったiPhone型落ちが3万すんなんてマジで笑えない冗談だよ。

今日は本屋に来たけど、何も買わないで帰る日かな。いま本屋の中のカフェで、右隣の男性がシャツ越しに左手をガサガサかいていた。アトピーだ。そうか、モロイなら買うべきかもしれない。俺が手本にしなければいけない小説。ベケットのモロイ。日本語訳はまだ読んだことない。でも財布の中身をみてため息が出た。最近こんなばっかだよ。俺のこれまでの人生のせいなのかなあ?こんななかで消費税増税すんのか、マジで日本死ねブログ2019。消費税増税を推進したやつらは誇張じゃなく死ね。

今日の日記は見るに耐えないものとなった。そんな日もある。本屋でドロヘドロ22巻を買って、ベローチェで読んで、泣きそうになる。カイマンが顔は元通りにならなかったけど、すべての自分が自分であることを受け止め、取り戻し、魔法使いにされて、ホール君に立ち向かう。読んでなきゃなんのこっちゃわからんでしょ（誰に話しかけているのか、それは、偶然これに目を通してしまったあなた、もしくは、自分の日記を読み返す今後の自分です）、読んでても、イマイチわからないもんね。全23巻のうち、最後の2巻だけ新品で買うことになるだろう。次の23巻は、気になるところだけど、次の給料日あとでしょう。

モロイを翻訳するなら、読んで感じたことすべてを受け止めて、自分で小説を書くっきゃないと思う。これは大変なことだ。