Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 64 (2019/08/01)

新橋のラーメン屋に入った。おじさんが厨房に向かって仕事をしているが、注文したくておじさんの背中を見たらすぐに「はぁい!」と振り返った。

 

最近Trapミュージックを自然と聴き始めている。ずっとTrapは自分より下の世代の音楽だと思ってて、それをちょっと無理して聴いている気持ちだった。最近よく聴いているのは21 savageで、その圧倒的にクールな佇まいが、いま知っている中で一番かっこいいのではとさえ思う。その21 savage を調べていて、“Trap God ことGucci Maneに最もインスピレーションを受けた”とみた。Gucci ManeがTrap Godだと初めて聞いた。Gucci Mane をApple Musicで調べたら、2005年にすでに“Trap House”というタイトルのアルバムを出していた。中身をちらっと聴いたら、これは単なる「罠」と言う意味だけでなく紛れもなくいまのTrapに通じるもののおそらく原型という感じだった。2005年といえば、僕は15-6歳。妄走族とか般若とか、North coast bad boyzとか、mic jack Production とか、主に札幌のタワレコで買える範囲でヒップホップを聴いてた時期だったはず。もちろんヒップホップのことを話す友達とかいなかった。おこづかいのなかで、比較的安い輸入盤を半ば勘で買っては聴いていた。いまのようになんでもYouTubeで聴けるわけではなかった。その頃にTrap Houseに出会っても、きっといいとは思えなかっただろうと思う。おそらくその頃のシーンでGucci ManeのTrap Houseはかなり異色だったんじゃないか。そう考えると、今日までのTrapを黎明期から支えたGucci Maneは本当に偉大だ。その頃の僕なんて、MJPのSeven Seas Voyage最高だぜ、とか思っていた。先駆者は偉大である。そう言う意味じゃ、Trapネイティブとかそう簡単に決められないんだろうな。Asap FergとかGucci ManeとかMeek Milとか、Trap凄腕おじさんがいる。