Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 5 (2019/06/03)

じいさんばあさんの風景画サークルが占拠していて、職場近くの有料公園、昼休みにベンチに座れない

 

今自分が職場でやや孤立気味なのは僕のせいではないし、別に他人のせいでもないし、なんのせいとか心底どうでもよくて、日々仕事をこなすだけである。

女性社員同士が仲よさそうに、でも仲良くないだろうに固まって、自分はいつも取り残された。そんなことどうだってよかった。

そんな職場を、自分の仕事がひと段落して取引先からの連絡待ちの状態となったので、定時ちょっとすぎ、職場の中で一番早く退勤した。

外に出ると6月なのでまだまだ明るかった。こんな時間に外にでていいんだろうかと不安になって挙動不審になった。なにかのよくない根性が自分の心に刷り込まれたようだった。

外は会社を後にする人が列をなして駅に向かっていたというのに。

今日は家へ早めに帰って魯肉飯を作るつもりだ。

 

「いつもので」でブレンドコーヒーのデキャンタが出るようになった珈琲館に数ヶ月ぶりに来たら「久しぶりですね」とマスターに言われる。最近髪短めに切ったし、初めてスーツで来たのに、自分をわかってくれたことが嬉しかった。

 

会社をほぼ定時で出た代償として、早くでようと慌てて会社のiPhoneをリュックのサイドポケットにしまった時、最近読み始めた柴崎友香さんの『春の庭』にiPhoneを挟んでしまい、作品名のあるページが折れ曲がってしまった。本当は仕事を定時で終えるのに代償なんていらないのに。

 

この珈琲館でかかってる有線が、仙台にいた時に「気仙沼」と呼んでいた、サンモール一番町アーケードにあったアンカーコーヒーでかかってた有線と同じであると、今ようやく気がついた。アンカーコーヒーはもうサンモール一番町になくて、東北大病院近くの1軒屋みたいな建物に移って、名前も変わった。

 

もともと今週の金曜日は、久しぶりに上野かどこかのカプセルホテルに泊まって休もうかなと思っていたが、今日上司から「今週の金曜日、自分が出張で出られない営業部の飲み会に出てよ」と言われて、「は、はい」と返事してしまったところだった。一人でカプセルホテルに泊まることはもちろん黙っているとして、それを理由に仕事の飲み会を断っていいものだろうか。飲み会に参加して出て行くお金を考えると、その後にカプセルホテルに泊まる4000円弱を自分は払えないと思った。今自分のいる部署ではない営業部の飲み会なので、参加したらひょっとしたら仕事の憂さ晴らしになるかもしれない可能性と、カプセルホテルに泊まって久しぶりの風呂に入って、サウナにも入って、ジジイのいびきが響くカプセルで、室内のテレビでVOD(延々とエロいやつ)をみるの、どちらがいいのだろうか?カプセルホテルに一人で泊まろうとしていたのは、予定と言えるのだろうか?

 

自分は、父が死ぬまで専業主婦だった母親に「あんたを育てるために人生の多くを捧げてきた。私は必死だった。」と言われることがしばしばある。この言葉が尋常じゃない重さを持っていると気づいたのは、20代後半になってからだった。