Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 977 (2022/1/26)

時差出勤で早めに切り上げて呪術廻戦の映画を見に行った。

 

日比谷…、去年末、銀座行っていかにしゃらくさい街か、そしていかに自分がみすぼらしいかでだいぶメンタル落ち込んだ原因になった場所だったので、今回は覚悟して電車乗って行った。有楽町駅で降りて、とりあえず時間潰す場所探したが、自分を受け入れてくれるかもしれない数少ない場所だったドトールが列をなしていて、あえなく諦め、なんかその辺のそこそこのビルの3階くらいにあるスタバに入って勉強することにした。

いざ座ってみると、雰囲気が明らかに五反田とかのスタバのそれとは異なり、「い、息ができねえ…!」ってなった。さらに、この時は「イヤホンを洗濯してしまったかもしれない」と勘ぐってて家に帰るまでは洗ってしまったどうかわからなかったタイミングだったのでイヤホンもなく、耳を塞ぐものもなかった。五反田のスタバも十分しゃらくさいんですが銀座はやっぱりサスガっしたね。まあどうでもいいんだけどさ。

なので深呼吸して(周りはみんな蟻、みんな蟻…)と心で唱えて、目の前の線形代数に集中して30分勉強したけれど、今までで一番長く感じる勉強時間だったかもしれない。

そうこうしているうちに映画開始30分前になって、急いで映画館に向かう。いいですか、もし誰か読んでいたら気をつけてください、有楽町駅からTOHO日比谷は思ったより遠いですよ!めっちゃ走って呪術廻戦に汗だくスーツ姿で開場を待つ人になることになった。ギリギリ間に合った。昨日WEBで購入したチケット。

客の入り、女性客が多い、若いカップルもいる、一人できているようなおじさんもいる。

 

映画の感想…。最初に多くの人が持つ印象はたぶん、「え、真希さんこんなにエッチに描いて、いいの…?」だと思う(違ったらすみません)。そのくらい、明らかに生々しい視線で意図的に性的な描き方をされていた。いいのかなあこんなの、と戸惑う。エロいとは思うけどそれがいいとは思っていない。エロがいいとは限らない。以下、思い出せるだけ書き出した感想。

乙骨くん可愛い、里香ちゃんさらに可愛い、「小学生で指輪ってどうやって手に入れたんだ…」、真希さん可愛い、「作画すげえ…(ずっと作画凄すぎて逆に疲れる)」、ハピナ商店街は仙台駅前にあるよ!、五条先生のバーゲンセールみたいな前半、原作では出てこない主要人物たちの登場、夏油のいやらしさ、「作画すげえ(アニメーター死ぬ思いしたんだろうな)…」、なんかたくさん出てくるモブ呪術師たち、乙骨くんの成長、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…、里香ちゃん可愛い、真希さん可愛い、「作画すげえ(お疲れ様でした)…」、里香ちゃん…ありがとう…、死、友情、そしてKing Gnu…。

 

エンディングでKing Gnuの曲が流れた時、心が動くのが感じた。「ああこれがカタルシスかァ〜」。原作の通り、五条先生が閉めるお話だけれど、それまでに↑に挙げたような積もりに積もったいろいろ混ざったものが、King Gnuの逆夢で「ファっ」と一つにまとまって昇華するような感覚。

 

「俺も乙骨くん目指すわ〜まずは高校に入り直さなきゃいけないけどな」という大学生男子の感想を横にして、足早に映画館を出て、早くこの街をでて帰りたいと、帰路を急ぐ。その前に駅前のCoCo壱でカレー食べる。家に帰ったらイヤホン洗わずに本棚の上にあった…ありがてぇ…。

 

時間が経って残るのは「King Gnuすげえ…」という感想が一番でかいことがわかった。ストーリーも知ってるし、アニメーターはじめ製作した人たちが死ぬほど急いで作ったアニメーションだってことは知ってたし、なんか「すごいのは当たり前だしな」って感じだったのでそういう意味じゃ驚きはなかった。すごいのは当たり前じゃないけどな。でもこれまでKing Gnuは聞いてこなかったし聞くつもりもなかったのに、King Gnuすげえ…って驚けたのが自分にとってはすごくよかった。この、絶対に話題になって高いクオリティを出さなきゃ許されない映画作品に、期待以上の花を添えて最高に締めた「逆夢/一途」は本当に凄かったよ。

youtu.be

 

とかさ、ぐちゃぐちゃ書いたけど、一言で言ったら「感動しました」って感じでした。自意識拗らせて勝手に聞いてこなかったKing Gnuを素直な気持ちで聴けるようになったのが本当によかった。拗らせた自意識、俺も一つずつ解いていきたいです。

 

しかし、呪術廻戦の本編ってマジでどんなラストで終わるのか予想できない。五条先生死んでもいいけど(死ぬなら無敵もろとも死んでくれ…)、五条先生の目が奪われるのと乙骨くんが虎杖くん庇って死ぬ、の2つの展開だけは絶対見たくないなあと思う。なんかありそうで嫌だ。