今日 156 （2019/11/01）

仕事がとにかくくだらなくて、また暇すぎてなにもやることがなく、仕事の指示もなく、人間関係も面倒で、仕事に関わるあらゆることが虚しくなって、珍しく定時と同時に退勤の打刻をし、職場で一番で外に出た。自分から逃げるように出たのだが、なんだか放り出されたような感覚で、とりあえずお金をおろして、週末分ももたないような金額をおろした。また三連休だ。いい加減祝日多くないっすか。いい加減暇だよ。その分収入が減るだろう。休日多すぎて無能だろこのスケジュール。こんな祝日の配置だったら生産性もクソもないよ。おれはしっかり働いてお金稼ぎたいよ。ATMをでて、丸の内の本屋まで歩くことにした。メガネをはずして、Kanye WestのJesus is Kingを繰り返し聴く。だめだ、心の支えが消失している今、宗教によっているカニエを聞いて、宗教を信じる人の気持ちが自然とわかってしまった。自分で自分を十分に満足させることも、安心させることも、充足させることも、今の自分にはできない。東京で一人、仕事場でいろんなものと戦ってなけなしの給料を得ている今、なぜ東京にいて頑張っているのかわからない今、それがわかってしまう。カニエは神だとか、はいじゃあキリスト教を信じましょうとか、そんなことは思ったりしないけど、こういうことかと思う。カニエの新しいアルバムを聴いていたら安心する。支えらえる気がする。I USE YOUR GOSPEL FOR PROTECTION. 今までのカニエのアルバムにはなかった感覚。これが宗教か。でも僕の一番好きなアルバムはYeezus、これは変わらない。かあさんに電話して、転職をするだろうこととかいろいろ悩みをぶちまける。聞いてくれた。本屋で洋書を吟味して、納得のいく本を２冊買った。３連休、この２冊の本を読み終わることを目標にしよう。どちらも薄い本だから。薄い本でも、１冊を読み通すことができれば、自信になるから。英語とフランス語の本。秘密の本と、マルグリット・デュラスの「Ecrire」。どちらも冒頭を読んでて、電車で泣きそうになった。本を買って元気がまた甦った。よかった。