Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 703 (2021/04/28)

仕事終わり、スマホの使用制限するアプリを起動させて使えなくして地下鉄に乗って帰る。

スマホ使えなくなった途端、「じぶんはある程度ひとりでいたい」性格だけど、それでも特定の人たちとは仲良くしたい、仲良くなりたいけど上手にそれができない不器用なところがあるなあと、自分の性格について気づいた気がして、途端に泣きそうになる。泣きそうになりながら、昨日本屋で買った『独習Python』を読む。

社内で全員スマホを見ているが、自分だけ本読んでる。たまたまだと思う。五反田で、白人の男と綺麗な女のカップルが入ってくる。「嫌だな」と思ったら、事もあろうに、自分の前にきていちゃつき出した。これは、自分が本当はしたいことなんだ。人前で恋人とイチャイチャしたい。本当にしたい。彼らもスマホは手に持っていなかった。代わりにそれぞれの手を持っていた。俺は『独習Python』。心が攻撃されているように感じた。英語で喋る声がでけえ。香水が臭え。頭に入ってこない『独習Python』。

 

独習Python

独習Python

 

 

でも、女は綺麗だった。「あんなダサい白人男でも、外国人なら綺麗な女と付き合えるんだな」と、偏見丸見えなことを思いながら、カップルと一緒の駅で電車を出て、地上を目指して階段を歩いた。ってことは、自分はやっぱり「綺麗な女が好き」で「美男美女が付き合うべき」と心の奥底で考えているんだということに気づいた。そうじゃなきゃ、「あんなダサい白人男でも、外国人なら綺麗な女と付き合えるんだな」とは思わないと思う。その男が優しくて魅力的なのかもしれない。その女がただ外国人が好きなだけなのかもしれない。どうでもいいけど。

それよりも。自分がルッキズム的な本音を持っていることがショックで、それが今の自分を苦しめているんだろうなと感じた。この国で、ルッキズム的な考えは持たないようにするのが難しいと思う。これまで育った環境も大いに影響していると思う。それでもショックだった。見かけなんてあまりどうでもよくて、俺は優しい人と付き合いたい。仲良くしたい。イチャイチャしたい。それでも、「見かけのいい女が好き」だという本音、とっくに知ってはいたが、改めてそういう考えを根深く持っているのが嫌だった。でもさ、そりゃさ、綺麗な女好きだよ。それでも、優しい女の人と仲良くなりたいよ。ついでに、なんで「見かけのいい女が好き」だという本音だったら嫌かって、自分は、世間的に間違った考えや行いをしてはいけないと考えているからだと思う。小学生の頃から、優等生でなきゃいけないと強迫観念を持っていた。怒られないために。多分家族の影響、母親の顔色を伺っていたことが原因だと思う。怒られないために。母親を悲しませないために。別にさ、まともでなくてもいいんだよ。書きながら、そう自分に言い聞かせる。

地下鉄から出て、とにかくカップルとすれ違った。その度に心がすり減っていくように感じた。冗談じゃなく、泣きそうになった。堪えたけど。どうして俺は一人っきりなのかな。

連休が始まるけれど、自分はなにをしたらいいんだろう。少しでも、自分のキャリアにプラスに働くための作業を集中的にしたい。それは一体何なんだろう。どっちなんだろう?きっと、何か集中してやり切った経験を得て、自身を少しずつつけて行って、転職活動のための準備をして、転職を決める以外に、今の苦しみから逃れる方法はないんだと思う。