Average Joeブログ

個人的な日記を毎日更新ニキ

今日 621 (2021/02/06)

休日土曜日。休みって最高だな。

 

夕方3時、二日酔いで重い体をようやくうごかして、昨日の夜作って炊飯器で保温になっていた「沼っぽいもの」を食べて、シャワーを浴びて外に出る。とりあえず、田町のスタバにいく。

「どうせ緊急事態宣言下だし、人そんなにおおくないやろ」と思っていってみたらほぼ満員。店内の席は、子供連れのお母さんとか若い女、ソーシャルディスタンスをいいことに悠々ふた席を占有する神経質そうな男とか、そんな感じ。外の通りに面したテーブルには空席があったので、上着を置いて、レジに並んだ。もう久しぶりのスタバだったので嬉しくなって、バタービスケット見たいのを頼む。商品を受け取り、外の席に着いた。

横には2人組の女子高生。

「経済学部ってさあ、陰キャばっからしいよ」

「ええまじで〜そうなんだ〜」

「私のお姉ちゃんがいってた」

「お姉ちゃん、モテないお姉ちゃんだ。まだ彼氏いないの?」

「いない、全然モテない、経済学部陰キャばっかだし、クリスマスもすごかったよ」

「まじ陰キャばっかなのはなあ〜」

彼女たちが特別陽キャにはみえなかったのだけど、陰キャとか陽キャとか、気にするんだね。

僕が横に座ったからではないと思うけど(そうかもしれないけど)、女子高生たちが早々にたった。国道を見ると、西日に照らされて、空気が濁っている。花粉だ…。

次は飯田橋に向かってJRで移動。飯田橋の欧明社で、毎日フランス語を音読できるような本を買う。閉店1時間前くらいに入って、ギリギリまで悩んで買った。

www.amazon.co.jp

飯田橋、久しぶりだったな。

そして四谷のジャズ喫茶に、いく。JR移動。総武線って便利だな。ジャズ喫茶、今日は人が多い。しかも、なんか若い奴が多い。なんか違う気がする。なんだか落ち着かない。別に気難しい雰囲気がいいわけじゃないんだけど、パラパラと人がいて、一人客のジジイが腕組んでジャズに耳を傾けてたり、なんか業界人っぽいおっさんが訳ありの女性連れて偉そうにしてたり、無愛想なおっさんだったり、そんな雰囲気が結構好きなのである。あれこれ本読んだりさっき買った本を読んだり、落ち着かず、コーヒーを飲んで満足してすぐに出る。

歩いて、代々木に向かう。Google マップでは、直線距離で2キロ半。まあすぐ着くやろと思いながら大きい通りを歩く。途中でイヤホンをつけて神聖かまってちゃんを聞く。途端に住宅地の脇を通る国道沿いのような雰囲気の道を進むことになり、心細くなる。自分、こういう風景を一人で歩いていると「都会に一人」というのを目の当たりにされている気がしてすごく寂しくなる。個人的には、多分仙台の長町とか、五橋のあたりの雰囲気を思い出している。竜泉寺の湯のあたりとか。懐かしくもあり、今はもう過去のものになってしまった貧乏でも楽しかった思い出に押しつぶされそうになる。今思えば、甘い記憶。そんな風景を一人で土曜の夜(もう暗くなっていた、18時半くらい)歩いていて、泣きはしないけど、我慢はして足早に歩く。

千駄ヶ谷駅に着く頃には、だいぶ風景が東京の都会っぽく復活していて、ホッとした。

電池が少なくなったスマホで地図を見ながら代々木駅に向かっている最中、豚汁やさんに入る。若い店員さんたち。千円。

豚汁食べたら、お腹一杯になって辛かった。ひょっとしたら、そんなにお腹空いてなかったのかもしれない。なのに食べた。心が寂しかったのかもしれない。多分だけど。

代々木の紀伊國屋書店の洋書専門店で、あれこれ悩んで、ベリーショートイントロダクションシリーズのコンピューターサイエンスの本を買う。

www.amazon.co.jp

レジの時、サイフに2千円しかなくて、そこでようやく「今日かなり散財したんだ」と気づく。顔が曇ったと思う。会計を済ませて、エスカレーターでスマホの電卓で今日の出費をざっと計算して、「やっちゃった」と思う。肩を落として店を出て、JR駅に向かう。

ギリギリの2千円で買って、五反田経由で帰る。五反田から都営地下鉄で中延に行く時、席に着いたら、真横に若い女性が座る。最近結構こういうことがあって、内心少しだけ自信になっている。勘違いだとも思っている。

中延について、また金を下ろして、「もう来週半ばくらいまで絶対このお金でやりくりするんだ」とか思って、明日の「沼」料理の鶏のささみと安白ワインとお菓子を買って帰る。

 

酒飲んで夜更かししてて、過去のこと、清算したくなる。きっと今できることをするしかないんだと思う。 関係ないけど、インスタントコーヒーを飲む。翌日が休みのこの時間に飲むインスタントコーヒーは一番美味しいと思う。